血糖値と運動の関係について

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度を表すもので、一般的には血液検査によって測定されます。糖質を摂取すると徐々に血糖値が上昇し、摂取後約1時間から2時間後にピークを迎えますが、その後徐々に下降します。これは、膵臓から血糖値を下げるためのインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されるほか、運動により糖質がエネルギーに変換されることでも下降します。一般的に空腹時の血糖値は80から100mg/dL程度ですが、長期的な糖質の過剰摂取や、インスリンの分泌不全などの理由で糖尿病になっている場合には、空腹時でも高い値を示します。

反対に、長時間糖質を摂取しなかったり、処方されている糖尿病の薬を過剰に摂取してしまったり、糖尿病の薬を飲んでいるにも関わらず食事を摂らずにいると、低血糖状態となり、生命の危険を生じることになります。血糖値が50mg/dLを下回ると意識障害を起こしやすくなるため、その前に糖質を摂取するなど対策をとる必要があります。糖尿病を防ぐには食事療法も大切ですが、毎日の運動が最も重要となります。食後30分から1時間後に運動することで、摂取された糖質がエネルギーに変換され、血液中のブドウ糖濃度も下降し、インスリンの分泌にも良い効果をもたらすようになります。

ブドウ糖を燃やすには酸素が必要となるため、無酸素運動ではなく、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を数十分程度かけて行うのが最も効果的な方法です。

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